学校給食に要する物資の調達および配給、学校給食実施上必要な講習会・研究会の開催、学校給食の普及などを行っています。
1.給食用物資の納入業者が選定されます。
- 給食用物資の納入業者は、原則3年に1回公募し、「学校給食用物資納入業者選定委員会」で資格審査の後に納入業者として登録されます。
納入業者に対しては、食品衛生講習会や個別の衛生管理指導を実施するなど安全確保に努めています。
2.献立が作られます。
- 栄養教諭等により、栄養量だけでなく米飯・パン等主食とのバランスを考慮して献立が作成されます。さらに変化に富んだ内容にするため、新献立の研究・試作・試食をし、献立案(原案)を献立検討会議に提出されます。
会議で、主に調理上の問題や栄養上の問題、取り扱い・衛生上の問題などについて意見をお聞きし、献立が決定されます。献立表は、毎月各家庭に配付されます。
3.給食用物資が選定されます。
- 決定した献立に使用される食品をリストアップし、納入業者に品目を限定してサンプルの提出を求めます。そして、学校給食用物資選定会を開催して、調理上の問題、味、食品添加物の使用の有無、衛生面などを検討し、物資が選定されます。
4.物資選定会で選定された物資が購入されます。
- 物資選定会において適合とされた食品を購入するため入札が行われます。物資選定会で適合とされた食品を提出した業者が、入札の資格を得られます。納入業者は、予定価格の範囲内で、一番安い価格で落札した業者となります。
5.学校や給食センター等へ物資が納入されます。
- 米飯やパンは、主として(公財)広島県学校給食会との契約により、指定された学校給食用パン及び米飯委託加工工場から各学校に使用日の当日に納入されます。
青果物は、納入業者が中央卸売市場等で購入し、各学校や給食センター等に納入されます。青果物の配送は、原則として使用日の前日となります。
また、一般の物資は、受注した業者がメーカー等から仕入れて、各学校や給食センター等に納入されます。配送は、主として使用日の当日と前日の2種類があります。
6.給食が学校や給食センター等で調理されます。
- 品質や数量の検収を終えた食品は、洗浄等処理をした後に調理室で調理されます。
7.おいしい給食をみんなで楽しく食べます。
- 学校給食を通じて、こどもたちが健全に育っていくことが願いです。