学校給食に要する物資の調達および配給、学校給食実施上必要な講習会・研究会の開催、学校給食の普及などを行っています。

給食会のあゆみ

沿革

 本市の小学校は、昭和25年7月に東京都など6大都市とともに全国に先駆けて一斉に完全給食を実施しました。
当時は、各学校で献立作成や物資の購入をしていましたが、給食内容その他に学校差ができるとか、事務量の増加によって教育活動に支障をきたすなど、多くの問題が発生しました。  そこで、これらの問題解決のため、昭和27年に各学校長が協議の結果、広島市教育委員会の指導とPTAの後援を得て広島市学校給食協会を設立し、専門の職員をおいて共同献立による給食物資の共同購入と配給を行うことになりました。
 その運営も一応軌道に乗り、給食内容も充実して業績も向上しましたが、更に基盤を強固にして内容を充実して一層の進展を図るため、広島市学校給食協会を発展的に解消して、昭和32年4月に財団法人としての広島市学校給食会を設立しました。
 この法人は、学校側はもちろんのこと広島市教育委員会・広島市小学校PTA連合会も参加し組織の強化を図りましたが、その後、運営の面で広島市教育委員会は組織の外にあって、行政指導するのが望ましいとの判断のもとに、昭和45年8月に小学校校長会とPTA連合会を主体とした組織に改められました。また、平成9年度からはデリバリー(調理委託)方式による中学校給食が順次実施されたため、中学校校長会と中学校PTA連合会も加わった組織となっています。

 平成20年12月に施行された公益法人制度改革に伴い、平成24年4月に一般財団法人への移行を決定し、平成25年4月1日から 名称を一般財団法人広島市学校給食会と改め現在に至っています。

歴史

昭和22年 2月 ミルクとおかずの給食開始
昭和25年7月 広島市立小学校完全給食(パン、脱脂粉乳のミルク、おかず)実施
昭和27年6月 各学校長が協議の結果、市教育委員会の指導とPTAの後援を得て広島市学校給食協会を設立
共同献立による給食物資の共同購入と配給を行う
昭和29年6月 法律第160号をもって「学校給食法」が公布される
昭和32年4月 財団法人広島市学校給食会を設立
事務局を広島市教育委員会内から広島市水主町102の中央市場内に移転(給食会費1人当たり15円、加入校数は42校)
昭和39年9月 家庭連絡用献立表を配付
昭和45年7月 学校給食会を小学校校長会とPTA連合会を主体とした組織に改組
昭和48年3月 広報紙「広島市学校給食会」創刊号の発行
昭和50年4月 給食賄材料を除いて全額市費負担となる
昭和55年4月 米飯給食を週1回とする
昭和56年10月 事務局を西区草津港1丁目8番1号の広島市中央卸売市場内に移転
昭和58年4月 事務処理にコンピューターを導入
平成元年11月 学校給食100周年記念大会で文部大臣表彰を受賞
平成 6年4月 中学校(2校)のデリバリー(調理委託)方式による給食開始(この後、平成9年度から順次デリバリー方式による中学校給食を拡大し、平成14年度で全校実施)
平成8年4月 佐伯区内の全小・中学校が学校給食会に一括加入
平成14年4月 市内の公立全小学校が学校給食会に加入
平成15年4月 市内の公立全中学校が学校給食会に加入
平成16年4月 ホームページを立ち上げる
平成18年4月 佐伯区湯来町内の公立全小・中学校が学校給食会に加入
平成18年8月 事務局を中区中島町10番6号に移転
平成20年11月 給食会費一人あたり小学校220円、中学校265円に改正
平成21年4月 米飯給食を週4回とする(昭和56年5月から週2回、平成18年4月から週3回)
平成24年8月 事務局を中区国泰寺町1丁目3番29号に移転
平成25年4月 一般財団法人広島市学校給食会に移行
平成27年12月 給食会費一人あたり小学校250円、中学校300円に改正
令和4年4月 学校給食費の公会計化に伴い、市から学校給食用食材調達業務を受託
このページのトップへ